Chichenitza



チチェン・イツァ遺跡。
おそらくマヤ文明の遺跡で一番規模が大きく世界的にも有名なんじゃないか。
ということを、敷地内の遺跡で知ったのではない・・・。
入場料が他の遺跡の3倍以上して、しかも開場からすぐ行ったのにテーマパークのように
世界中の観光客が行列を作っていたからだ・・・。

ということで、僕も列に並んで遺跡に入った。
まずドッカーン!と現れるのがこの遺跡でいちばんおおきなピラミッド。
最上段には神殿がある。
詳しいことはマヤの遺跡で調べるとすぐに分かるけれども、マヤの建築技術や
天体観測術なんかは非常に高度で現代でもどうやってそれを建築したり、解明したのか
わからないことが多々あるそうだ。

生贄の儀式に関するものもある。
祭壇に生贄の心臓を捧げたという記述があったり、この遺跡にもある競技場。
そこでは天然ゴムのボールを使って、競技場の壁についた輪っかに通す競技が行われていた。
そして負けたものが生贄とされるのかと思いきや、勝ったものが栄誉として生贄になったという
説もあるそうだ。競技場と輪っかは最後の動画で見られるようにしてある。


生贄や儀式。天体観測。カレンダー。神話。
カレンダーは作物の種まきや収穫時期を把握するのにとても重要だ。
そして天候は彼らの生活を常に左右してきたのだろう。
天体観測はどんなやったんやろうか。宇宙との繋がりを意識して生活していたのか。それとも。

僕はあんまりこういった遺跡からイメージが頭にカタチづくれるタイプじゃない。
けど当時の暮らしには興味あるなー。人の営みには。
いまみたいに悩んでいる人もいただろうし、楽天家もいただろうし、けどどんな人の生活にも
もっと自然と強い結びつきがあったろうし、祈りというか思いというか、そういうものが今より
ずっと人々の心に根付いていたのだろうと思う。