 
    
夜の部屋にドロボウが入り、貴重品をいっさい盗まれてしまった事件とその後。facebookで投稿していたものをつなぐ。
    
    
    
    
    
        
    
    
    
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
    
    
        
    
    
    
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
    
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
        
    
    
    
    【直後】
        【ごめんなさい速報】
    
    
        泥棒に入られました。
    
    
        貴重品すべて無し。
    
    
        セキュリティボックスの鍵開けられちゃった。僕は無事です。
    
    【警察を呼びツーリストポリスへ】
        いま現地の警察署!
    
    
        警察さんも宿のスタッフもええ人ばっかりです!
    
    
        お金をカンパしてくださって大使館のある首都サンホセまでバスで帰れそうです!
    
    
        僕がアホやっただけです!どうか泥棒さん許せない!とか言わんといてくださいね!何名かコメントやメッセージでいただいているので。
    
    
        他にもメッセージたくさんで返信できんと思います!ごめんなさい!
    
    【レポート作成】
    警察署にてポリスレポート作ってもらい、お腹空いてるでしょー!と朝ごはんをいただきました!優しい!染みる!
    【宿からパスポートが見つかったと連絡が入る】
        警察署にホステルから電話が入る。僕のパスポートと財布が見つかったとのことで、警察の車でホステルに戻ったが、スタッフさんは暗い顔で迎えてくれた。
    
    
        連れていかれた敷地内に置かれたソファには、物色されたあとのパスポートポーチ、パスポート、空の財布が散らばっていた。
    
    
        状況は好転しているはずなのに、なぜか散らばるこれらを目にした時にすごく悲しい気持ちになった。なんかね、「ひとの思い」を感じてしまった。
    
    
        所持金は、ほぼない。財布に収まっていたクレジットカードは、タイミングが悪いことに、引き落とせないように無効、再発行手続きの国際電話をしたあとでもう使えない。
    
    
        それでも、残念だったと気持ちを寄せてくださるスタッフさんにお礼を言う。警察のおふたりはパトロールの任務があるそうで、帰りはまた自分で自転車20km走った。
    
    
        受け止めるよ。もちろん。
    
    
        けどやっぱり申し訳ない。いろんな方や企業の支えで続けてこられたから。そして、また前回の旅と同じく支援していただいた大切な装備を失ってしまった。
    
    
        僕はこっから何を見いだして、持ち帰ることができるんやろ。今回の出来事にどんな意味があるのだろう。
    
    
        とりあえず一度サンホセに戻る方向で考えています。日本からの送金手続きについての動き、今後の旅を考えること。まだ少し今日は長くなりそう。
    
    【ふたたび報告のため自転車で警察へ】
        ほんまに親切にしてくれはった現地警察の人たち!サンホセまでのバス運賃を貸してくれはりました!自転車は警察署に預けて、サンホセ向かうためのバス停へ向かいます!
    
    
        まだ信じるよ!受け入れて信じる!
    
    【サンホセ行きの最終バスが満席!しかし。】
        続続・近況レポート
    
    
        警察署を出てローカルバスに乗り、サンホセへのバスが停まる街へ。到着してチケットオフィスに行くも、英語が話せないお姉さんに今日はもう乗れないと言われてしまう。途方にくれる。
    
    
        そこを出て近くにあったツアー会社に入り、英語で事情を話すとすぐバス会社に電話してくれた。もう満席だが、ドライバーに話せば可能性はある、とのこと。この最終バスに乗れなければ僕にもう宿に泊まるお金はない。
    
    
        「だいじょぶよ。心配しないで。この国であなたにあったことほんとに申し訳ないわ。けど私がなんとかするからね。」とオーナーのソニアさん。
    
    
        しばらくしてやってきたのは、近くのホステルの息子ビクターさん。「僕も今度南米を自転車で旅するんだよ!ウチに来てバスの時間までゆっくりするといい!」この日、はじめてのあったかくてとっても美味しい食事をいただいた。
    
    
        そのあとビクターと一緒に雨の中、バスステーションへ!ドライバーさん乗せてくれる!他の人も心配してあめちゃんくれた!ほんまに涙が出そう!
    
    
        何度も心がくじけそうになるけど、その度に助けられてる!受け入れて、自分を見失わず、ほんで心にちゃんと風が入れば、そこからまたはじまる!サンホセ向かいます!信じる!
    
    【事件から21時間後サンホセに到着】
        【ひと区切りついたよ速報!!!】
    
    
        サンホセ着いた!夜中の12時!ほんで雨の中、友達のマウリシオさんが車で迎えに来てくれはった!!!授業にも出てくれはって、泊めてくださってた方!
    
    
        車の中で報告をして、
    
    
        「コスタリカでこんな思いさせてしまって申し訳ない」言うて気遣ってくれはった。自分の失敗でこんだけ迷惑かけてんのに、そう声をかけてくれはった。
    
    
        見慣れたお家の前の通りに入った時、気が抜けた。はぁ〜ってなって、不安が溶けていった!
    
    
        お家であったかいシャワー浴びさせてもらって、あったかいお茶飲んで今!夜中の2時!
    
    
        今朝起きて、盗難に気づいてから21時間!何度もしんどなったけど、その度に助けてもろた!誰かが手を差し伸べてくれはった!ほんまに感謝しかありません!
    
    
        旅の予定は変更せんといかんけど、僕はだいじょぶです。心配してくれはったみなさん、思ってくれはったみなさんほんまにほんまにありがとうございます!たくさんちからもろてます!
    
    
        まずは報告までに!
    
    
        まさ@サンホセ
    













コメントをお書きください